お知らせ・コラム

犬が亡くなったら何をすればいい?安置~死亡届提出までの手順とやることリスト

まず何をすればいいか(最初の30分~数時間)


愛犬が息を引き取った直後は、誰もが冷静でいることは難しいでしょう。

しかし、まず最初に行うべき最優先事項は「死亡確認」と「ご遺体の安置」です。この最初のステップを落ち着いて行うことが、後悔のないお見送りの第一歩となります。

落ち着いて「死亡の確認」をする(呼吸・心拍・瞳孔など)

愛犬が動かなくなった際、すぐに死を判断するのは難しい場合があります。実際には仮死状態や意識障害の可能性もゼロではありません。

ご自宅で生死を確認する際は、以下の項目を落ち着いてチェックしてください。

確認事項 確認方法 備考
呼吸の確認 胸やお腹が上下に動いているか、鼻先にティッシュなどをかざして揺れるかを確認します。 5 分間以上、全く動きが見られないかを確認しましょう。
心拍の確認 胸に手を当てるか、後ろ足の付け根(内股)にある大腿動脈に指を当てて脈を確認します。 強く押しすぎず、優しく触れて脈動がないかを確認します。
瞳孔の確認 部屋を少し暗くし、ペンライトなどで目に光を当てて瞳孔が縮むか(対光反射)を確認します。 亡くなっている場合、瞳孔は開いたままで光に反応しません。


これらの確認をしても反応がない場合、残念ながら亡くなっている可能性が高いです。最終的な死亡確認は獣医師が行うのが最も確実です。

かかりつけ動物病院へ連絡する(診断・死亡確認書が必要なケース)

ご自身での判断に不安がある場合や、かかりつけの動物病院の診療時間内であれば、連絡して指示を仰ぎましょう。夜間や休日の場合は、夜間救急病院に連絡することも一つの選択肢です。

法的に死亡診断書は必須ではありませんが、ペット保険の請求などで必要になる場合があります。

自宅で安置するか、病院・葬儀社に依頼するか決める

死亡が確認されたら、ご遺体を安置する必要があります。安置はご自宅で行うのが一般的ですが、もし適切に処置する自信がない、または精神的に辛い場合は、動物病院やペット葬儀社に一時的に預かってもらうことも可能です。

ご家族と相談し、どのように安置するかを決めましょう。

やることを整理するチェックリスト(安置/連絡/必要書類/手続き)

動揺している中で、やるべきことを整理するための初期チェックリストです。まずはここまでできれば大丈夫です。

ステップ やること チェック
Step 1:確認 呼吸・心拍・瞳孔を確認し、死亡を確認する。
Step 2:連絡 家族へ連絡し、状況を共有する。必要であれば動物病院に連絡する。
Step 3:準備 ご遺体を安置するための準備を始める(次の章を参照)。
Step 4:計画 葬儀や火葬について考え始める(誰が、いつ、どこで)。


自宅でできる安置の方法(きれいに見送る準備)


ご遺体を衛生的に保ち、安らかな姿でお見送りをするために、適切な安置は非常に重要です。死後硬直は亡くなってから2~3時間ほどで始まるため、体が硬くなる前に整えてあげましょう。

これは愛犬にしてあげられる、最後の大切なケア(エンゼルケア)です。

安置に必要なもの(保冷剤・タオル・ペットシーツ・箱/棺・ドライアイス代替)

ご自宅で安置を行う際に、事前に準備しておくとスムーズです。身近なもので代用できるものも多いので、慌てずに揃えましょう。

必要なもの 用途とポイント
箱や段ボール 愛犬の体が収まる大きさのもの。棺として使用します。
ペットシート・新聞紙 箱の底に敷き、体液が漏れ出すのに備えます。
タオル・毛布 愛犬の下に敷いたり、上からかけたりします。使い慣れたものが良いでしょう。
保冷剤・氷 ご遺体を冷やし、腐敗を遅らせます。タオルで包んで使用します。
ガーゼ・脱脂綿 体液が漏れ出そうな箇所(口、鼻、肛門)に優しく詰める際に使用します。
濡れタオル 体を優しく拭き、清めるために使用します。


遺体を清潔に整える(体を拭く・口や目を閉じる・体位を整える)

1.体を清める
硬く絞ったタオルやペット用のウェットシートで、全身を優しく拭いてあげましょう。特に口周りや排泄口の周りは丁寧に清め、毛並みを整えてあげましょう。

2.体勢を整える
死後硬直が始まる前に、手足をお腹のほうへ優しく折り曲げ、眠っているような自然な姿勢にしてあげます。硬直が始まっている場合は、無理に動かさないでください。

3.目や口を閉じる
目や口が閉じている場合は、優しく手で閉じてあげます。完全に閉じないこともありますが、無理強いはしないでください。

冷却のコツ(当てる場所・交換頻度・温室管理)

ご遺体の腐敗を遅らせるためには、体を適切に冷やすことが最も重要です。

・当てる場所:タオルで包んだ保冷剤を、お腹や背中、頭の下など、内臓が集まっている部分を中心に置きます。

・交換頻度:保冷剤が溶けてきたら、こまめに交換しましょう。結露で体が濡れると腐敗が進みやすくなるため、水滴は拭き取ってください。

・温室管理:エアコンを使い、部屋の温度をできるだけ低く保ちます。18度以下が理想です。

安置場所の選び方(直射日光を避ける/静かな場所/夏と冬の注意点)

安置場所は、以下の条件を満たす場所が適しています。

・直射日光が当たらない
・風通しが良く、涼しい
・家族が静かにお別れできる場所

特に夏場は腐敗が進みやすいため、1~2日を目安に火葬の準備を進めましょう。冬場であれば、2〜4日程度はご自宅で安置できることが多いですが、あくまで目安です。

よくある不安Q&A(硬直・体液・におい・開口などの対処)

安置中に起こりがちな現象と、その対処法をまとめました。

不安なこと 対処法
体が硬直してきた 死後硬直は自然な現象です。無理に体勢を変えようとせず、そのままにしてあげてください。硬直は時間経過とともに解けていきます。
液体が出てきた 口、鼻、肛門から液体が漏れ出ることがあります。ペットシートやタオルで受け止め、こまめに拭き取ってください。
においが気になる 適切な冷却と室温管理で、ある程度は抑えられます。それでも気になる場合は、安置期間を短くし、早めに葬儀社に相談しましょう。
目や口が開いてしまう 無理に閉じる必要はありません。そのままの穏やかな表情として受け入れてあげてください。


お見送りのための具体的な準備(連絡・相談先の優先順位)


ご遺体の安置が落ち着いたら、次はお見送りのための具体的な準備に入ります。誰に、どの順番で連絡・相談すべきかを整理しておきましょう。

慌ててすべてを一度に決める必要はありません。

家族・同居人への共有(判断が必要な事項:火葬方法、立ち会い等)

まず、一緒に暮らしていた家族や同居人と、今後のことについて話し合うことが大切です。

・火葬はどのように行うか(合同、個別、立ち会い)
・誰が火葬に立ち会うか
・費用はどのように分担するか
・遺骨はどうするか(手元供養、納骨など)

全員の気持ちを尊重し、後悔のない選択ができるように相談しましょう。

動物病院への相談(死亡確認、遺体の扱い、葬儀社紹介の有無)

もし、まだ動物病院に連絡していなければ、愛犬が亡くなったことを報告しましょう。今後の予防接種などの案内を停止してもらえます。

また、信頼できるペット葬儀社を知っているか尋ねてみるのも良いでしょう。

ペット葬儀社へ相談する場合の確認項目(料金・対応時間・送迎・立ち会い)

ペット葬儀社に連絡する際は、事前にいくつか質問を準備しておくとスムーズです。後で「思っていたのと違った」とならないよう、しっかり確認しておきましょう。

確認項目 確認するポイント
料金体系 見積もりに含まれるサービスは何か。追加料金が発生する可能性はあるか。
火葬プラン 合同火葬、個別一任火葬、立会個別火葬など、どのようなプランがあるか。
対応時間 深夜や早朝でも対応可能か。電話相談は何時まで受け付けているか。
送迎の有無 自宅までお迎えに来てくれるか。その際の料金はいくらか。
返骨の有無 遺骨は返してもらえるか(合同火葬の場合は通常不可)
副葬品 棺に一緒に入れられるものは何か(おやつ、おもちゃ、手紙など)。


自治体(市区町村)に確認するポイント(死亡届・火葬のルール)

お住まいの自治体でも、ペットの火葬を受け付けている場合があります。ただし、多くは他のペットと一緒に行う合同火葬で、遺骨が返還されないことがほとんどです。

また、犬の場合は後述する「死亡届」の提出が義務付けられていますので、その手続きについても併せて確認しておくと良いでしょう。

火葬・埋葬はどうする?選択肢と流れ


愛犬とお別れの形は一つではありません。火葬方法やその後の供養まで、ご家族の気持ちに合った方法を選びましょう。

それぞれの特徴と流れを解説します。

火葬の種類(合同火葬/一任個別/立ち会い個別)と違い

ペットの火葬には、主に3つの種類があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、最適なプランを選びましょう。

火葬の種類 特徴 メリット デメリット
合同火葬 他のペットたちと一緒に火葬されます。 費用を最も抑えられる。 遺骨は返還されない。
一任個別火葬 愛犬のみを個別に火葬します。作業は業者に一任します。 遺骨が返還される。立ち会いの時間や精神的負担が少ない。 火葬の瞬間に立ち会うことはできない。
立会個別火葬 愛犬のみを個別に火葬し、お骨上げまで家族が立ち会います。 最後までしっかりとお見送りできる。人間のお葬式に近い形。 費用が最も高くなる傾向がある。


葬儀社に依頼する流れ(予約→お迎え/持ち込み→火葬→返骨)

1.予約:電話やウェブサイトから葬儀社に連絡し、希望の火葬プランと日時を予約します。
2.お迎え/持ち込み:葬儀社のスタッフが自宅までお迎えに来てくれるか、飼い主が直接施設へ連れて行きます。
3.お別れの儀式:火葬前にお別れの時間を設けてくれる場合があります。
4.火葬:選択したプランに沿って火葬が行われます。
5.お骨上げ・返骨:立ち会いプランの場合は、家族でお骨上げを行います。その後、骨壺に納められた遺骨を受け取ります。

自治体の火葬を利用する流れ(受付方法・必要な情報・注意点)

1.申し込み:お住まいの市区町村の担当部署(環境課など)に連絡し、申し込み方法を確認します。
2.持ち込み:指定された日時・場所に、飼い主が直接ご遺体を持ち込むのが一般的です。
3.火葬:自治体のルールに従って火葬されます。多くは合同火葬です。
4.遺骨の扱い:通常、遺骨は返還されず、自治体の合祀墓などに埋葬されます。

埋葬・供養の選択肢(霊園・納骨堂・自宅供養・散骨の考え方)

返骨された後の供養方法も様々です。ご自身のライフスタイルや気持ちに合った方法を選びましょう。

供養方法 内容 メリット 考慮すべき
自宅供養 骨壺を自宅に置き、写真などと一緒に供養します。 いつでも身近に感じられる。 将来的に誰が管理するかを考える必要がある。
ペット霊園・納骨堂 専門の施設のお墓や納骨堂に納めます。 専門家が管理してくれるため安心。 年間管理費などの費用がかかる。
散骨 遺骨を粉末状にし、海や山などの自然に還します。 自然に還してあげられる。管理の手間がない。 法律やマナーを守る必要がある。遺骨が手元に残らない。
メモリアルグッズ 遺骨の一部をアクセサリーなどに加工します。 いつでも身につけていられる。 費用がかかる。残りの遺骨の供養方法も考える必要がある。


費用相場の目安(体重別・プラン別)※相場の考え方も含める

火葬費用は、犬の体重と火葬プランによって大きく変動します。以下はあくまで一般的な目安であり、地域や業者によって異なりますので、必ず事前に見積もりを取りましょう。

体重 合同火葬 一任個別火葬 立会個別火葬
〜2 kg 15,000 円前後 18,000 円前後 25,000 円前後
〜5 kg 18,000 円前後 22,000 円前後 30,000 円前後
〜10 kg 22,000 円前後 28,000 円前後 35,000 円前後
〜20 kg 30,000 円前後 38,000 円前後 45,000 円前後


死亡届(登録事項の抹消)はいつまでに何をすればいいか


犬の場合、狂犬病予防法に基づき、亡くなった後の法的な手続きが義務付けられています。忘れるとトラブルの原因になることもあるため、必ず行いましょう。

「死亡届」が必要な犬・不要な犬(登録の有無で変わる)

市区町村に「犬の登録」をしているすべての犬が、死亡届の提出対象となります。生後91日以上の犬は登録が義務付けられているため、ほとんどの飼い犬が該当します。

登録をしていない場合、法的には届け出の義務はありませんが、様々な問題が生じる可能性があるため、まずは自治体に相談することをお勧めします。

死亡届の提出先(市区町村)と提出方法(窓口/郵送/オンラインの有無)

・提出先:犬を登録した市区町村の役所(保健所、生活衛生課など部署名は自治体によります)。
・提出方法:窓口での直接提出、郵送による提出、オンラインでの電子申請(自治体による)

どの方法が可能かは、お住まいの自治体のウェブサイトで確認してください。

死亡届に必要なもの(鑑札番号・注射済票・本人確認など)

手続きの際には、以下のものが必要になるのが一般的です。紛失してしまった場合でも手続きは可能ですので、窓口で相談してください。

必要なもの 説明
犬の死亡届 役所の窓口またはウェブサイトから入手できます。
犬の鑑札 犬の登録時に交付された金属製の札です。
狂犬病予防注射済票 その年度に注射を受けた際に交付された札です。
飼い主の本人確認書類 運転免許証やマイナンバーカードなど(不要な場合もあります)。


提出期限の目安と、遅れた場合の扱い(自治体確認の重要性)

死亡届は、犬が死亡した日から30日以内に提出することが法律で定められています。正当な理由なく提出を怠った場合、20万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

また、届け出をしないと登録が残ったままになり、翌年以降も狂犬病予防接種の案内が届き続けてしまいます。

狂犬病予防注射の登録抹消と注意点(通知が来るのを止めるために)

死亡届を提出することで、犬の登録情報が抹消されます。これにより、狂犬病予防接種に関する案内(集合注射のハガキなど)が自動的に停止されます。

家族の辛い気持ちを蒸し返さないためにも、この手続きは非常に重要です。

一緒にやっておくと安心な手続き・整理(忘れがちな何をすればいいか)


死亡届の他にも、済ませておくと安心な手続きがいくつかあります。心の整理も兼ねて、少し落ち着いたら手をつけていきましょう。

ペット保険の解約・請求(必要書類/連絡のタイミング)

ペット保険に加入していた場合は、保険会社に連絡して契約者が亡くなった旨を伝えましょう。解約手続きと同時に、契約内容によっては死亡保険金や葬祭費用が支払われている場合があります。

死亡診断書や火葬の領収書などが必要になることがあるため、関連書類は保管しておきましょう。

ペット用品・フード・薬の扱い(寄付・譲渡・処分の考え方)

愛犬が使っていたベッドやおもちゃ、未開封のフードなどをどうするか、すぐに決めるのは難しいかもしれません。

・寄付、譲渡:動物保護団体や、知人の飼い犬に譲るという選択肢があります。
・保管:無理に処分せず、思い出の品としてしばらく手元に置いておくのも良いでしょう。
・処分:気持ちの整理がついた段階で、自治体のルールに従って処分します。

マイクロチップ登録情報の変更(登録している場合の手続き)

マイクロチップを装着し、環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」に登録している場合は、そちらでも死亡の届出が必要です。登録証明書に記載されている識別番号と暗証番号を使って、オンラインで手続きができます。

サブスク・定期便の停止(フード定期購入など)

ペットフードやおやつなどを定期購入していた場合は、忘れずに解約手続きを行いましょう。トリミングサロンやペットホテルなどの会員登録も、同様に連絡しておくと丁寧です。

SNSや写真データの整理(後悔しない残し方)

愛犬の写真をSNSに投稿していた場合、アカウントをどうするかは飼い主次第です。

・思い出としてそのまま残す
・追悼のメッセージを投稿して区切りをつける
・非公開にする、またはアカウントを削除する

また、スマートフォンやカメラに保存された膨大な写真は、無理に消す必要はありません。お気に入りの写真でフォトブックを作るなど、思い出を形にすることも心のケアに繋がります。

心のケア(飼い主がつらい時にできること)


愛犬を失うことは、大切な家族を失うことと同じです。深い悲しみや喪失感(ペットロス)を感じるのは、決して特別なことではありません。

ご自身の心を大切にすることを、何よりも優先にしてください。

罪悪感が強いときの考え方(「してあげられなかった」への向き合い方)

「もっと何かできたはず」「あの時こうしていれば」といった後悔や罪悪感に苛まれることは、多くの飼い主が経験します。

しかし、それはあなたが深く愛していた証拠です。完璧な飼い主などいません。沢山の愛情を注いできた事実を、どうかご自身で認めてあげてください。

家族で気持ちが違うときの対処(ペースの違いを尊重する)

悲しみの感じ方や、気持ちの整理にかかる時間は人それぞれです。家族の中でも、悲しみを表に出す人もいれば、内に秘める人もいます。

お互いのペースを尊重し、「泣いてはいけない」「早く元気にならなきゃ」とプレッシャーをかけ合わないことが大切です。

相談先(ペットロスの窓口・カウンセリング・コミュニティ)

一人で抱えきれないほどの悲しみを感じたときは、専門家や同じ経験を持つ人に頼ることも大切です。

相談先の種類 特徴
ペットロス専門カウンセラー 専門的な知識を持つカウンセラーが、話を聞き、心の整理を手伝ってくれます。
自治体や動物愛護団体の相談窓口 無料または低額で相談できる電話窓口などが設置されている場合があります。
オンラインコミュニティ・SNS 同じ経験をした人々と同じ気持ちを共有し、支え合うことができます。


供養やメモリアルでできること(手元供養・写真・手紙など)

愛犬との思い出を形にすることは、悲しみを乗り越える助けになることがあります。

・お気に入りの写真を飾り、毎日話しかける
・手元供養として、遺骨や遺毛を納めた小さな骨壷やペンダントを身につける
・愛犬への感謝の気持ちを手紙に書く

こうした行動を通じて、愛犬が亡くなった後も絆が続いていることを実感できます。

よくある質問(不安を解消するQ&A)


最後に、愛犬が亡くなった際に多くの方が抱く疑問にお答えします。

Q.質問 A.回答
亡くなってから火葬まで何日待てる? 季節や安置状況によります。夏場なら1~2日、冬場なら2~4日が目安です。適切な冷却を行えば、もう少し長く安置することも可能ですが、衛生面を考慮し早めに計画を立てましょう。
夜間・休日に亡くなったら何をすればいいか まずは、この記事で紹介した安置方法を落ち着いて行ってください。24時間対応のペット葬儀社も多いので、電話で相談してみると良いでしょう。翌朝まで待って、かかりつけの動物病院に連絡するのも一つの方法です。
自宅で看取った場合、死亡確認は必要? 法的な死亡診断書は必須ではありません。しかし、ペット保険の請求などで必要な場合があります。もし診断書が必要であれば、ご遺体を動物病院に連れて行き、獣医師に死後診断をしてもらう必要があります。
安置中に液体が出た/においが気になるときは? 液体は自然な現象なので、慌てずにペットシートやタオルで吸収し、こまめに交換してください。においが気になる場合は、冷却が十分でない可能性があります。保冷剤を増やす、部屋の温度をさらに下げるなどの対策を試みてください。
死亡届を出さないとどうなる? 法律に基づき罰金が科せられる可能性があるほか、自治体からの狂犬病予防接種の案内が届き続けてしまいます。愛犬の登録情報をきちんと抹消するためにも、必ず30日以内に提出してください。


まとめ:犬が亡くなったら何をすればいいか(手順をもう一度)


愛犬との突然のお別れは、計り知れないほど辛い経験です。

しかし、やるべきことを一つずつ丁寧に進めることで、後悔なく、そして感謝の気持ちを込めてお見送りすることができます。最後に、手順をもう一度整理します。

最初にやること3つ(確認→安置→連絡)

1.死亡の確認:呼吸、心拍、瞳孔を確認します。
2.ご遺体の安置:体を清め、安らかな姿勢に整え、保冷剤でしっかりと冷やします。
3.家族への連絡:状況を共有し、今後のことを相談します。

当日~数日でやること(火葬・供養の選択と実行)

・葬儀社や自治体に連絡し、火葬の予約をします。
・合同、個別、立ち会いなど、希望に合った火葬方法を選びます。
・最後のお別れの時間を大切に過ごし、火葬に臨みます。

後日やること(死亡届・保険・登録情報の整理)

・死亡日30日以内に、市区町村に死亡届を提出します。
・ペット保険やマイクロチップ登録、定期購入サービスなどの手続きを済ませます。
・遺骨の供養方法を決め、実行します。

チェックリスト

お別れの際に、抜け漏れがないようにご活用ください。

時系列 やること チェック
亡くなった直後 死亡の確認(呼吸・心拍・瞳孔)
ご遺体の安置(清拭・冷却)
家族・動物病院への連絡
当日~数日以内 火葬・葬儀社の選定と予約
副葬品の準備
火葬の実施・お骨上げ
30日以内 市区町村への死亡届の提出
マイクロチップ登録の抹消届
ペット保険会社への連絡・手続き
落ち着いたら 各種サービスの解約(フード定期便など)
ペット用品の整理
遺骨の供養方法の決定


何よりも大切なのは、ご自身の心のケアです。愛犬と過ごしたかけがえのない時間は、これからもずっとあなたの心の中で輝き続けます。

このガイドが、あなたが愛犬との最後の時間を穏やかに過ごすための一助となることを心から願っています。

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