お知らせ・コラム

ペットちゃんの看取りとお別れの仕方

犬や猫ちゃんハムスターなどペットちゃんの寿命は人間より短く、別れはとてもつらく悲しいものです。

ペットちゃんを最期をみとる場所は何処に?

まずはかかりつけの獣医師がいるのなら相談しましょう。
「ペットちゃんの延命はどこまで可能か?」「治療によってペットちゃんにどれくらい負担がかかるか?」など今後の治療方針などを伺いましょう。
また治療にはどれくらいの治療費がかかるか、家族でどのような看取りがペットちゃんにとって最善なのかを話し合いましょう。
ペットちゃんを自宅で最期まで看取りたいと思うかもしれませんが、場合によっては動物病院での治療が必要なこともありますし、自宅での看取りが難しい場合もあるでしょう。
ですから、ペットちゃんと家族にとって大事なのか、ペットちゃんに最適な看取り場所を決めるようにしましょう。

慣れ親しんだ自宅で看取るなら

自宅での看取りは、ペットちゃんにとって住み慣れたご自宅で穏やかな最期を過ごすことができますが、飼い主や家族には負担がかかることもあります。
そのため、自宅での看取りを考える場合は、飼い主や家族が終日介護ができる状況であることが必要です。
また、自宅での看取りでは動物病院と比べて、異変や病状の急変に対応することが難しいです。
家族の介護負担を考慮しながら、ペットちゃんにとって最善の場所を選ぶことが大切です。

自宅での看取るメリット

住み慣れた自宅の環境はペットちゃんがストレスが少ない
家族や慣れ親しんだ介護はペットちゃんにとってうれしい
臨終に立ち会える
金銭的な負担が少ない

自宅での看取るデメリット

急変して息を引き取ってしまった場合看取れない
入院期間が長引くと治療費や入院費などが高額になってしまう。 金銭的な負担が少ない

ペットちゃんを自宅で看取るなら

動物病院で看取るなら

ペットちゃんを動物病院で看取るなら

ペットちゃんが最期を迎える場所として動物病院も考えられます。
動物病院では、獣医師やスタッフが専門的なケアを提供し、最善の治療や苦痛の緩和することができます。
自宅での介護が難しい場合や、家族が常に介護できるわけではない時は動物病院に入院する方法が望ましいです。
専門知識を持った医師がペットちゃんの世話を担当し、飼い主や家族の負担を軽減することもできます。
しかし、動物病院での看取りでは、急変してしまうことで臨終に立ち会えない場合もあることや、費用が増える可能性があることを念頭に置くようにしましょう。
最終的には、飼い主や家族が心地よく、ペットちゃんの最期を迎えることができる場所を選択することが重要です。

動物病院で看取るメリット

獣医師の管理の元、専門的な知識をもったスタッフが介護してくれる
状態異常をきたしたとき、速やかに対応してくれる
簡単な言い方に変えて

動物病院で看取るデメリット

急変して息を引き取ってしまった場合看取れない
入院期間が長引くと治療費や入院費などが高額になってしまう。

ペットちゃんの亡きがらを安置する

ペットちゃんが亡くなった場合、まずは体がまだ温かいうちにきれいにしてあげましょう。
四肢を胸に折り曲げて自然な姿勢にし、タオルで体を拭きます。
その後、ブラッシングで毛並みを整えましょう。
亡くなった後は体液などが出ることもあるので、それを拭き取ります。
口や鼻、肛門などには脱脂綿を詰めて眼を閉じます。
亡きがらを納める段ボール箱などにペットシーツやタオルを敷き、涼しい場所に安置します。
ペットちゃんの愛用品や思い出の品も一緒に納めることができます。
安置する場合はドライアイスや保冷剤を使って冷気を保ちましょう。
簡単な方法としては、亡くなったらきれいに整えることやペットちゃんの身体を冷やすことが重要です。

ペットちゃんの安置

ペットちゃんの安置

安置の仕方がよくないと、亡きがらた傷んでしまうこともあります。

1.棺に納める前にしておくこと

まず、足を折りたたみ、目を閉じさせ、よく絞ったタオルで体を拭き毛並みを整えます。
清拭の後、体液が漏れないよう、口・鼻・肛門などに脱脂綿をつめる。

2.部屋の温度

気温が高いと亡きがらが痛みやすくなってしまいます。
夏なら冷房をかけ、室温を25°以下にたもちましょう。
冬はエアコンやストーブなどの暖房器具で温めてしまわないよう、低い室温の部屋に安置されるといいです。

3.棺について

ま四肢をたたんだ状態でペットちゃんがちょうど収まる段ボールをご用意します。
ペットちゃんの身長・体重にあった箱を選びましょう。

4.棺の中に敷くもの。

亡がらから体液や汚物が出ることがあります。箱の中にペットシーツを敷きます。
その上にやわらかいタオルなどを敷いて安置します。

5.保冷剤やドライアイスを入れる

腐食を防ぐためにドライアイスや保冷剤をタオルに包んでペットちゃんの体に当てておきます。この場合は、お腹や頭の近くに置くとよいでしょう。

6.ペットちゃんの愛用品

ペットちゃんを安置する箱にはペットちゃんの愛用の品を一緒に納めてはいかかでしょうか、花できれいに飾ってあげたり飼い主との思い出の品を納めるのもよいでしょう。

まとめ

ペットちゃんにとって周りにいる家族にとって最後のお別れは一度しかありません。後になって後悔しないよう、家族で話し合う事が大事です。

ペットのご供養におけるお悩みや疑問がございましたらお気軽にご相談ください。

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