お知らせ・コラム
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いつも一緒にいたペットちゃんが居なくなる…
それだけで寂しいものです。
ペットを飼った事がない人からすれば「忘れればいい…」「時間が解決してくれる」などと簡単に言いますが、
ペットロスは簡単なものではありません。
自分の心の中に留めることなく、長引かせないためには家族や友人、専門家の方に話を聞いてもらい、
悲しい気持ちを発散することが大事です。
当社に寄せられた遺族の方からの手紙を一部記載させていただきます。
私がひとり暮らしを始めて、迎え入れたのが柴犬のミックス犬のビリーとジェンでした。
2匹は兄弟で、一緒に過ごす日々は本当に楽しくて、いつまでもこの幸せが続くと思っていました。
飼ってから数年、ビリーが交通事故で動物に病院に入院…ほどなくして亡くなってしまいました。
その後、葬式をあげて実家の庭に埋葬しました。
きちんと供養したつもりだったので、気持ちの整理がついたつもりでいましたが、それから1カ月間
事故にあったのは自分のせいではないのか…と自責の念にかられる日々が続きました。
夜は眠らないし、精神的にもかなり参ってしまいましたが、そんな時隣にいつもジェンがいてくれて私を慰めてくれ このままじゃいけないと奮いたたせてくれました。
これからはジェンと共にビリーの事を忘れずに生活も落ち着きました。
私が15歳の時に家に来たセントバーナードの太郎
元気でわがままな性格でしたが、家に遊びに来たお客さんや親せきにもすぐなつく人気者でした。
そんな太郎も肺炎にかかり、15歳で天国に旅立ちしました…
葬儀をお願いし、返骨してもらい自宅で安置していますが、家族全員が悲しみに暮れる日々でした。
外で他の犬が飼い主さんと楽しそうに歩いているのを見るだけで涙がこみ上げ、よく遊びに行った公園は遠回りでも通らないようにしました。
家族でも気分を紛らわすために旅行に行ったりテレビを見たり、努力をしていました。
太郎がなくなって三か月がたったころ、悲しみにくれる家族の元に親戚のおじさんが柴犬の赤ちゃんの里親を探している知人より次郎を連れて来てくれました。
太郎の事を忘れるわけではないけれど、次郎との日々が悲しみを癒してくれました。
私自身ペットロスを体験し一緒にいたペットちゃんが居なくなるのはさみしいけど何かのきっかけで悲しみのトンネルから抜け出れるのではと思いました。
寝つきが悪くなったり、頻繁に目が覚めたり、睡眠が浅いなどの睡眠障害が現れます。
またペットの夢を見る事も。なくなる夢だったり、ペットが何が言いたそうな夢を見る事も。
大好きなも食べ物を前にしても食が進まない。
食べ物自体を体が受け付けなくなり痩せてしまった。
逆にやけになり歯止めが利かなくなり暴飲・暴食になる事も
無理をならさず、一度お医者さんやカウンセラーさんに相談されましょう。
他の犬を見たりペットの事を思い出したときは勿論、感情のコントロールが出来なくなり、楽しい時でも急に思い出し悲しくなることも。
何処にも出かけなくなるのは逆効果となります。旅行やお墓参りに出かけ、気分転換をされる事がいいでしょう
身体がダルかったり、いつもなら何ともない事でも疲れやすくなり、だるさが抜けない。何もやる気がでない。
ペットを失った事で精神的ストレスから胃腸に異変が現れる事も。
吐き気や嘔吐に苦しまられる事もあります。
もっとかわいがってあげれば良かった…
あの時、ああしていれば…
など自責の念にかられ何も手に付かなくなる。
負の感情が大きくなり、家族や獣医に当たる事も…
楽しいと感じる瞬間でもふとしたきっかけでペットがいなくなったことを急に思い出し、楽しめない。
友人や家族との関係もぎくしゃくし、その事がきっかけで疎外されてしまいます。
カウンセラーに相談される又は近しいご家族との優しい時間を過ごす事をお勧めします。
一人になったまたは世話が出来なくなった寂しさより心に大きな穴が開いてしまい、孤独感を感じてしまう。
悪い事しか考えられなくなり負のスパイラルに陥る。
落ち着きがなくなり、ぼっーとしてしまって仕事や家事が手に付かなくなる事も。
結果仕事でミスしたり、忘れ物が多くなったり人の呼びかけに答えるのが遅くなります。
想い出がよみがえりそうでつらいという理由から写真や好きだったおもちゃなどが見られない、ブランケットに触れる事もできない事も。
供養を法要を気に整理される事をお勧めします。
人間はペットだけではなく、人や場所ものなど大切なものを失った時に喪失感を感じる生き物です。 ペットちゃんにとってもいつまでも悲しんでいる事はのぞんでいませんので、一人で抱え込むよりもご家族やご友人と時間を過ごすことで時間の経過と共にいい思い出になる日が来ること、区切りを付けることが大事です。